J-CLICKタップ・アイリッシュダンススタジオ第12回公演 ありがとうございました!!
新型コロナ感染対策を施しながらの公演開催。
当日に愛弟子の舞台出演断念。
もうひとりの愛弟子も当日腰を痛め歩くのがやっと。
劇場には魔物が棲んでいました。
リハーサル中も何度もトラブルが起き、「もはやここまでか!」との心境でした。
が、今回出演していなかった元教え子が挨拶に来てくれ「何かお手伝い出来ますか?」
出ていただきました。
劇場には神様も住んでいました。
一緒にやりたかったミュージシャンの皆さんと我がダンサー達との共演!
12年で12回。
こういう形での舞台を立ち上げるのは最後にしようかと思っていました。
残された時間を考えるとやはり踊りたい!作品創りをしたい!この2点に絞りたい!!
と、思う日々でした。
J-CLICK公演・KEEP ON RHYTHM・大阪タップコレクション…いろいろ主宰してきましたが…プロデュースは向いてない、たまに身体がそれを訴える。
これからはお金をかけない小さな発表会はするとして、あとは全て自分に時間を使ってみようと思っていました。もちろん発表会も全力でやりますがたくさん観客を集めるのではなく、小規模で純粋にダンスを発表する会です。
で、舞台本番…
何かが吹っ切れて存分に踊れました。
友人や後輩たちの表現を心から楽しめました。
そして、その原因のひとつは観客の存在でした。
観客の拍手・息遣い・笑顔…こんなご馳走をいただき続けて来たんだ!!
あらためて実感しました。
今迄はちゃんとしよう、ちゃんと見せなければ、どう見られているんだろう?
いろいろ考えて来ました。
が!!
今回の本番は何も考えなかった。
あの空間を目一杯楽しめました!
今更ながらステップが大切なのではないって事がようやく少しわかった気がします。
自分に才能があるかどうか?
どうでもよくなりました。
自分が何をしたいか?
そこだけを考えて生きたいと思います。
あとはひとつやり残した事があります。
今回断念した事、これを実現するためにももう一度だけはJ-CLICK公演をやってみようと思います。
幸い、僕には仲間がいます。
これは本当に有り難い。
めちゃくちゃみんなにわがまま言ってますが、よくキレないなぁと思います。
この人たちのおかで活動が出来ています。
本当にありがとう。
最後に
この舞台に関わっていただいた全ての皆様に心から感謝致します。
本当にありがとうございました。
吉野寧浩