タップダンスを、アイリッシュダンスを楽しんでいるか?
タップダンスをはじめて28年、アイリッシュダンスをはじめて20年、スタジオをオープンして13年。常に何かに追われるように生きてきましたが、昨年1月に東京でタップダンス界の先輩あでお世話になっているみすみ’Smilie’ゆきこさんの舞台に出させていただく事お話をいただいた一昨年秋から、もう一度ゼロからやり直してみようと心に決めて足踏みからやり直しています。
ちょうどその頃「僕ってタップダンスやアイリッシュダンスを楽しめているのかなぁ?」、ずっとちゃんとしよう、結果を残そうと思ってやり続けたような気がします。もちろんこれらを仕事にしているので結果も残さねばと焦りも。
そしてここ7〜8年は舞台の度に自分の実力では届かないかなぁと思う難易度のステップを舞台用の振付に無理から用いて本番という期限を決めて取り組んできたように思います。それくらいしないと怠け者の僕は直ぐにゆっくりしてしまうタイプです。
なのでもちろん失敗も多く、情けない思いもしてきました。
それが、先の「楽しんでいるのか?」という疑問に行きつき、一昨年秋をきっかけに一度結果を考えず楽しんでみようと思ってみました。
結果、
今、楽しんでいます。
純粋にひとりでタップダンスを踏み、アイリッシュダンスを踊り、自分の出来に一喜一憂しながら動きを改善させてみたり、曲の聴き方を変えてみたり。
こんなに楽しいモノだったのかーっとあらためて実感しています。
それもこれも昨年みすみさんに誘っていただき、あらためてマスター、先人に触れる機会を与えていただいたおかげだと思います。一昨年の秋からまだ一年半ちょっとですが、あそこからが自分の新たなアイリッシュでタップダンスな人生だと思っています。
この楽しい時間を大切にしたいと思います。
ちょっと語ってみました(笑)
アイリッシュタップダンサー 吉野寧浩